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財政赤字の何がヤバいの?(1)

昨今日本の財政赤字に関する議論が盛んです(日本が破産するとか財政赤字解消のため増税しなければいけないとか)。
そこで今回はクルーグマンの「クルーグマン教授の経済入門」の本を元にして財政赤字問題の基本的な論点を見てみましょう。


どうして政府の赤字なんかについて心配しなきゃなんないの?理由は2つある。まず、政府として破産する危機がやがて出てくるから。次に、赤字は経済にとってマイナスの副作用をもたらすおそれがあるから。


ふむ、破産に関してはいろいろなところで言われていますから特に説明は入らないでしょう。次にマイナスの副作用とはなんだろう?


財政赤字はアメリカの国としての貯蓄の大きな部分を干上がらせるから、国としての貯蓄率も下がる、というのがその議論ね。


財政赤字は国の貯蓄率を下げるようです。ここで国の貯蓄率って何?貯蓄率が下がると何がおこるの?という疑問が浮かんできます。その答えを本から引用するとえらく長いので要点だけをかいつまんで書くと

・国の貯蓄率は国内の純投資と純外国投資(外国に対してアメリカが持ってる貸しが増えた分)の合計で表さられる。
・貯蓄率が下がるってことは、純国内投資か純外国投資のどちらか(あるいは両方)が下がることを意味する。
・純外国投資の減少は国外から国内への投資が増えたことを意味する(これは貿易(経常)赤字の拡大を意味する)。

これぐらいかな、凄く単純化すると、国内の貯蓄率が下がると貿易(経常)赤字になる可能性があるってことだね(いわゆる双子の赤字論ってやつ)。事実アメリカでは80年代から国の貯蓄率が下がって貿易赤字が拡大した。

さて、ここまで本の要約です。この本はアメリカの本ですから日本の事情にはふれられていません。じゃあ日本の貯蓄率はどうなってるの?日本が破産する可能性があるの?についてはまた後日。
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