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[ミステリ][感想]安楽椅子探偵アーチー(著:松尾由美)を読んだよ

文字通りの「安楽椅子探偵」
 私が好きな推理ジャンルの中に「安楽椅子探偵もの」というのがあります。これは事件の現場に行かずに、主に伝聞と想像で事件を解決するというスタイルをとる小説で、有名どころでは、アガサクリスティ「火曜クラブ」、加納朋子の一連の作品があります。

 さて、本作も安楽椅子探偵ものなのですが、なんと探偵役が文字通りの安楽椅子なのです!なぜかしゃべることができる椅子は、この椅子を買った小学生の及川衛とともに衛の周囲で起こった事件を解決していくのです。

感想
 事件と言っても小学生の周囲に起こることなので、謎はいわゆる「日常の謎」の話が多いです。そこまで斬新なトリックがあるわけではないので、椅子がしゃべるというファンタジーにミステリを追加した作品ととらえればいいでしょう。本格推理ものが大好き!という方には物足りなさが残るでしょうが、読んだあと、心が温かくなるような作品です

本筋とは関係ない話
 この作品を読む前に江戸川乱歩の短編集読んでたから、どうしても「人間椅子」が頭に浮かんでしまった(笑)。考えてみればアーチーは人間椅子の主人公よりも、もっと使用者の肉感を感じていたわけだよなぁ。
 あと本作の後書きに書いてある山田風太郎が書いた平安朝の格好をした日本人と、金髪フランス巫女がが活躍する作品読みたいな。図書館で全集をあさってみるか(笑)

タグ : 小説 感想 ミステリ

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安楽椅子探偵アーチー 松尾由美

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